カンテレで使える6つのコード

カンテレでは、ドレミファソラシドの音を組み合わせて、全部で6つのコードで伴奏することができます。カンテレで使える6つのコードは、それぞれⅠ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ,Ⅴ,Ⅵのように番号で呼びます。

  • Ⅰ…ドミソ
  • Ⅱ…レファラ
  • Ⅲ…ミソシ
  • Ⅳ…ファラド
  • Ⅴ…ソシレ
  • Ⅵ…ラドミ

そしてカンテレは曲に合わせて、4つのキーにチューニングして演奏するのでした。ですからそれぞれのキーに応じたコードの押さえ方が存在することになります。

といっても実際は1種類だけ覚えたら大抵の曲は伴奏できるのでご安心を。とりあえず4つのキーに応じたコードの押さえ方を以下に説明します。

Fキーの6つのコード

FキーはFの弦から順に弾いてドレミファソラシドでした。
6つのコードは以下のように押さえて鳴らします。

●の付いた弦を左指で押さえて、右手でその付近の弦をまとめてじゃーんと弾きます。本当は○の弦も押さえなければならないのですが……指の数が足りません。状況に応じて左手を平行移動するなどして対処します。

Fキーにおけるコードの押さえ方は、実はDキーのコードの押さえ方と同じです。高い音にずれているだけです。そして多くの曲がFキーとDキーで弾けますから、このコードの押さえ方さえマスターすれば、それだけでほとんどの曲を伴奏できるようになります。

Cキーの6つのコード

CキーはCの弦から順に弾いてドレミファソラシドでした。
6つのコードは以下のように押さえて鳴らします。

●の付いた弦を左指で押さえて、右手でその付近の弦をまとめてじゃーんと弾きます。本当は○の弦も押さえなければならないのですが……指の数が足りません。状況に応じて左手を平行移動するなどして対処します。

Gキーの6つのコード

GキーはGの弦から順に弾いてドレミファソラシドでした。
6つのコードは以下のように押さえて鳴らします。

●の付いた弦を左指で押さえて、右手でその付近の弦をまとめてじゃーんと弾きます。本当は○の弦も押さえなければならないのですが……指の数が足りません。状況に応じて左手を平行移動するなどして対処します。

Dキーの6つのコード !!!最初にこれだけをマスターしましょう!!!

Dキーはカンテレの標準的な音階といわれています。
DキーはDの弦から順に弾いてドレミファソラシドでした。
6つのコードは以下のように押さえて鳴らします。

Dキーの6つのコードⅠ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ,Ⅴ,Ⅵ↓

●の付いた弦を左指で押さえて、右手でその付近の弦をまとめてじゃーんと弾きます。本当は○の弦も押さえなければならないのですが……指の数が足りません。状況に応じて左手を平行移動するなどして対処します。

Dキーにおけるコードの押さえ方は、実はFキーのコードの押さえ方と同じです。低い音にずれているだけです。そして多くの曲がFキーとDキーで弾けますから、このコードの押さえ方さえマスターすれば、それだけでほとんどの曲を伴奏できるようになります。
最初にこのコードの押さえ方だけをマスターしましょう。