そこそこ上達する11弦カンテレ教室

カンテレの各部の名称です。
メーカーによって人によっていろいろ呼んでいます。このウェブサイトでは以下のように統一します。

ウィング

モダン・カンテレ（ウィング・カンテレ）では、ストラップで肩から提げてギターのように弾くとき、左腕を支えるためのアームレストが張り出しています。これをウィングと言います。

チューニングペグ

弦の片端を本体に留めると同時に、左右に回して弦のピッチを調製します。弦を強く張るとピッチが高くなります。緩めるとピッチが低くなります。

チューニングスイッチ

左右に捻ることにより、瞬時に弦のピッチを半音上下します。

弦

指で弾くと音が鳴ります。長い弦は低い音、短い弦は高い音が鳴ります。

ピックアップ

カンテレの音を電気信号に変換する装置です。写真はエレキギターに付いてる電磁石式です。ピエゾ（圧電素子）式は本体裏側に隠して取り付けられます。

スピット

弦のもう片端を本体に留める水平な鉄串です。

ポンシ

ポンシはポンシです。他に言いようがありません。スピットを本体に固定します。スピットに強い張力がかかるため、ポンシはメイプルなど硬い木材で作られます。

シールドジャック

ピックアップで電気信号に変換したカンテレの音を外部に出力する端子です。ここにシールドケーブルを差して、アンプ・スピーカに繋いで鳴らします。

『各部の名称』の話は以上で終わりです。